いしぷろ日記

息子のこと

息子のことで大変な目にあっている。

始まりは息子が6年生に上がって間もないころ。
息子が学級崩壊のトリガーになっていることを告げられる。

信じられなかった。
家ではよく遊び、よく手伝いをし、勉強はそう好きではないけれど、
近所の人にも挨拶ができ、文句なしの
愛する息子なのである。

が、ある日、教室を抜け出して外に出ようとしたところを
校長にとがめられ、私も学校に呼ばれることになる。
申し訳ない、家でもきちんと指導します、と返事をしたが、
事情を聞いて、半分は、担任にも非があるのでは? 
教室を出たくなっても仕方がないのでは?
彼だけが一方的に悪いのではないのでは?
という気持ちだった。

その後、授業参観の日に、やっぱ息子が悪いのかも、
という思いが決定的になる。
ノートは取らない、
グループワークでも机を動かさない、など
全く授業に参加していない息子の様子を目の当たりにする。
(息子一人ではなく、同様の態度の子が他に2人ほど)

2学期に入ると、息子を含めて3人だけの問題行動ではなく、
クラス全体から規律がなくなり始めたという。

担任の言うことを聞かない、
注意されると「うざい」と言う、
チャイムが鳴っても席に着かない、
などなど…
学級崩壊の始まりだ。

そして、大事件が起こる。
担任のささいな言動にブチ切れてしまい、
息子が担任に向かって、イスを投げたのだ。
それだけでは気がすまず、
教卓を倒し、その辺にあったものを投げ、大騒動になる。

息子と担任とはもともと相性が良くない。
親ばかと言われることを承知で言うと、
担任の教師は、子どもを褒めない、命令口調が多い、など
息子が反抗したくなる気持ちもわからないではないのだ。
が、息子は、やってはいけないことをやってしまった。

夜、緊急保護者会が開かれた。

こんな時間にどうして呼ばれなきゃならないの?という
ささやきが聞こえる。
私はまさに針のむしろ。
申し訳ないやら情けないやらで、
うちの息子のせいで、皆さんにご迷惑をおかけして…
と謝らざるを得ない状況。

帰りに、何人かの母親たちがばたばたと駆け寄ってきて、
「大丈夫よ、うちの上の子もワルかったんだから。
中学になったら嘘みたいに落ち着くって」
と口々に声をかけてくれる。
それほど普段親しくしているわけでもないのに、
なんとありがたいことか。

小学6年の11月は魔の季節らしい。
ベテランの教師がそう言っていた。
どうも毎年この季節、6年生は荒れるらしいのだ。

何度話し合っても息子の態度は改善しない。
不可解なのは、家にいるときは、いつもの
愛すべき息子のままだということ。
なぜ学校だけでそんなにささくれた気持ちになってしまうのだろう。

もう嫌だ、こんな息子、見捨ててしまおうか、と一瞬思う。

が、ふと、毎晩毎晩、子どもたちに読み聞かせをしてきた
日々のことがよみがえった。
共働きで、3人の子を保育園に預け、毎日死ぬほど忙しかったけれど、
読み聞かせだけは欠かさなかった。自分が好きでやっていたことでは
あるけれど、子どもたちはみなとても楽しみにしていた。

読書灯だけの薄暗い部屋で、子どもたちの目だけがランランと輝いて、
読んでも読んでも次の話をねだられる。
最後には、私もギブアップしていっしょに寝てしまう。

私は一生懸命子どもたちを育ててきた。
いろいろな問題が起こっても、いつだって真剣に関わってきた。

あの日々がある限り、息子は大丈夫だ。
そう思ってがんばるしかないではないか。

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近況まとめて

このところ取材、取材、取材の日々が続く。原稿を書く暇もなくまた次の取材、取材…。

そんな日々の間も長男の学級崩壊は続き、仕事の合間に学校に行っては先生に様子を聞く。
家では全く荒れたようすもなく、いつものヒョウキンな息子。学校でも担任以外の先生とは仲良くしているようなのだが…。難しい年ごろなのか? 

あまり長男のことばかりでやきもきして、次男や長女のことがおろそかになるのもまずい。いろいろ話を聞いてあげなければ、と思いつつ、仕事にも追われている。土日はたまった原稿を片づけることでつぶれていく。

きー、、となりそうな時にかぎって、ミシンを使いたくなり、手芸なんかをしてしばし現実逃避をする。この山を早く超えることができれば…。