いしぷろ日記

近況まとめて

10月に入ってから、毎年恒例の、年末の大仕事がスタート。
これはある企業のカタログ制作の仕事。
地方出張もあり、しかもスケジュールは毎度のことながら超タイト。
でも、今年は若手ライターさんたちとチームを組んだので、
例年より少し楽な進行かも。

5月ごろからかかっている単行本の仕事は、ようやく収束しつつある。
今回、とても勉強になったのは、単行本といえども、雑誌的に
ビジュアルに訴える作りにしなければならない、
ということで、かなり文章を削り、(単行本にしては)構成に工夫を
こらしたこと。
最初は、なぜここまで原稿を削らねばならないの?と納得いかなかったが、
だんだん、このほうが読者に親切かも、という気になってきた。
一度そう思うと、世の中の多くの実用書は、
最初から順を追って丁寧に読まないと、全容がつかめないものが多く、
読者に不親切かも、という気になる。

S区でのライター講座と、K市でのライター講座がほぼ同時の進行で
スタートしている。全4回、無事終えられるようがんばろう!!!!

来月からは、2つのフリーペーパーの企画を本格的に始めねば。
なぜかこれが2つとも、次号からリニューアルすることになり、
しかも同時進行になりそうで、大変。


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ホストファミリーはなかなか大変

先週から、今日までの1週間、オーストラリアから、高校生がホームステイに来ていた。

私は社会人になってから、フランスにホームステイをしたことがあるが、
とても恋い焦がれていた国だったので、何でも見てやろう、何でも食べてやろう、
フランスの国に溶け込もう、とかなり意気込んでいた。

だから、彼(Stuii)を受け入れるにあたって、
短い時間で、なるべく日本を知ってもらえるように、といろいろ考えていたのだが、
国民性なのか、若さからなのか、
そういう意気込みは、彼にはあまりなかったみたい。

まず、いろいろな日本食を食べさせてあげよう、という意気込みは
初日からくじかれた。

初日の夕食は、串カツにしたのだけど(とんかつなどはアメリカ人にも人気ときいたので)、
二口でギブアップ。
おはしで上手にご飯は食べたのだけど…。
さらに困ったのは、「醤油はきらい」宣言。
そう言われてからあらためて考えると、日ごろの料理の
ほとんどは、しょうゆベースの味付け。
彼が食べられるものがないかも…。

「好き」と言っていたお寿司も、実際には一口食べて、
「ウッ」という表情。その後一つも手をつけなかった。

えー、事前のアンケートでは
「きらいな食べ物はない。何でもトライしたい」と書いていたのに…。

お弁当も、「おいしかった!全部食べちゃった!」
と言うわりに、ちくわとか、ちらし寿司とか、日本的なものは
きっちり残していたしな、、。

そうそう、食事中の飲み物も、
冷たい麦茶とかでは全然ダメ。
普段飲むことのない炭酸飲料を仕入れておかねばならなかった。

海外暮らしの長い知人に、「事前アンケートと話が違う…」とこぼすと、
「彼らは外に出たことがないから。何でもトライする、というのは
オーストラリアの中で見たことあるもの、食べたことあるものなら
何でもOKということで、額面どおりにうけとらないほうがいいと思うよ」
とのこと。

もちろん、がんばってなるべく日本語を使おう、とも思わないようで、
日々の会話は英語。
こちらは片言しかしゃべれないので、自然と沈黙がちに、、。

一週間もつかな、、と不安になった。

が、仕事でちょっと外出して、帰宅が遅くなったときから状況が変わった。

玄関からもれきこえる子どもたちの笑い声。
Stuiiの大声も聞こえてくる。
なんと、3人の子どもたちは、Stuiiとゲームでえらく盛り上がっていたのだ。

ほとんど英語がしゃべれないままカナダにホームステイをしたことのある長女が、
「私もカナダでしゃべれなくてツラかったときは、ゲームで場をもたせたから」
と、友達から数台のゲーム機を借りていたのだ。それで
通信型のゲームに興じていたわけ。
長女の思惑どおり、ゲームのおかげで子どもたちはすっかり打ち解けあっていた。
あーよかった。

その日の夕食は、仕事に出る前に作っておいたカレー。
Stuiiもカレーは気に入ったみたいでペロリ、完食。
ほっとする。食事面でもその日からなんとかいい方向に。
ぎょうざの日は、彼も子どもたちといっしょに具を皮で包んで、
喜んで食べてくれた。

それまで、
大きな体をしているのに、ほとんど食べないので
痩せて帰国するのでは、ととても心配だったのだ。

朝食も、味噌汁&ごはん、はやめて、
パンケーキ&ベーコンエッグみたいなものに路線変更
(ロールパンなどは「きらい」とのことでびっくり。シリアルかパンケーキしかだめだった)。

最終日の夕食は、ピザを作ったら、大喜びで、
いっぱい食べてくれた。
ふう、やっと食事の好みがわかってきた、、
が、慣れたころにはさよならなんですね。

学校がないときは、浅草に連れていったけど、
寺には興味なし、って感じで、急きょ予定変更。
秋葉や新宿で買い物のほうがずっと嬉しかったみたい。

うーむ、なかなかホストファミリーってむつかしい。

かつての、フランスのステイ先が、いかにがんばってくれてたのか、
今になってしみじみとわかる。

ともあれ、試行錯誤の日々はばたばたと過ぎ、
彼は、他のクラスメートたちとともに、帰途についた。

「明日さよならしてから読んで」と
渡されていた手紙には、
原稿用紙一枚分も、日本語で
お礼の言葉が。
それだけ書けるのならもうちょっと日本語でしゃべってよ!
と思ったが、まいいか。

日本での日々を楽しんでくれたみたいでよかった。
私たち家族もとても楽しかった。