いしぷろ日記

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荒れた息子、どこへ行く

まん中の子、長男が、最近荒れている。
彼の場合、いつもか。。

小学校の頃から勉強が大嫌い、
授業を荒らして、校長室にはよく呼ばれた。

私立中学になんとか入って、勉強ができないのは相変わらずだが、
根っからのワルではないし、お笑い芸人を目指していただけあってヒョウキンものだし、
熱血教師陣の前向き思考に支えられ(勉強はできないけどいい奴という)、
「クラスのムードメーカー」という立ち位置を得て、なんとかクラス内で居場所を保ってきた。

しかし、中2も終わりにさしかかり、成績不振が救いようのない状況になってきた。
このままでは、高校に進学できなくなりそうなんである。
せっかく得た、ムードメーカーというキャラも、なんの役にも立たない。

長男の学校は中高一貫校だが、進級には条件がある。
1)成績に1が一つもないこと
2)5段階評価の5科目合計が15以上であること
3)模擬試験の偏差値が45以上であること
である。
普通に勉強していればクリアできることだし、
高校から入学する人はもっと厳しい条件をクリアしないと
入試に合格できないのだ。これを厳しいと言ったらバチがあたる。

が、ついに長男は苦手な社会で1を取ってしまった。
5教科の合計も13点。
残る2回のテストで1を4にしなければ、高校進級は難しい。

急きょ開かれた3者面談で、その事実をつきつけられ、
笑った。心の中で。
一応先生の前では、神妙な顔をして、
「しっかり勉強しないとだめじゃないの!」と長男に言ってみたりしたけれど、
本気で「やっばーい!」とは思わなかった。

私は、あるとき、息子に勉強を強いることをあきらめた。
彼には勉強以外にいい部分がある(多分)。それをじっくり伸ばせばいい。
中学受験させたときのように、ムリに勉強させて、ギリギリでそこそこの大学に入れても
その過程で、彼をダメにしてしまう、そう思ったのだ。

今回も、
勉強が嫌なら嫌でいいけど、進級できる程度にはがんばって、
進級できなかったら、まあ大変だろうけど、なんとかなるって。
そんな感じ。追いつめなかった。

息子は、クラス一賢い女子に、放課後、勉強を教えてもらい始めたようだ。
彼が自分から勉強に取り組んだのは初めてかも。
しかし、彼にとって勉強はそうとうな苦痛らしく、
家で荒れるのである。
弟とよくケンカをするし、
部屋でボカスカ大きな音がするのは、何かモノを投げているのだろう。
が、放っておくことにする。
そういえば、姉が、受けた大学を全部落ちたときも豪快に部屋を荒らしていたな?と
しみじみ思い出してしまった。

荒れる息子は、一方、私の仕事部屋にふらりとやってくることが増えた。
コピー機かして、とか消しゴムちょうだい、とか言って、そのまま居座って
何やかや、話していく。
最近、父親の言うことが矛盾しているように思う、とか
将来何になるのか色々考えて、どうしたらいいかわからなくなる、とか
海外に行って、いろいろな風景の写真を撮りたいとか、
日本なんて嫌だ、逃げ出したい、とか。

おお、きた!思春期だ??!!と少し感動する。

「でもさ、いろいろ嫌だ、とか言うわりに、オレ、自分では何もできないんだ。
家出もできないしさ、一人暮らしもできないし。
早く家を出たい」

おお、いいねえ??。その焦燥感、あったな?、私も。

「いいじゃん、何でもできるよ。したいことをしたらいい。
高校あがれなかったら、海外の高校に行ったっていいよ」

気が済むだけ話すと、「じゃあ寝るわ」と部屋に帰っていく。

彼の悩める姿がなつかしく、うらやましい。

私も、親をぶっころしたいと思っていたし、早く家を出たくて仕方がなかった。
親から自由になりたいと思いつつ、精神的には全く自由になれず、
ぶっ飛んだ人生を望みながら、無難な人生を歩んでしまったことを
今少し後悔している。
あとは残りの人生でどれだけばん回するかだ。

彼にはいっぱい時間がある。
なりたいと思ってなれないことは何もない。
大人が否定さえしなければ。








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ママたちの若いころ

小学校で読み聞かせのボランティをかれこれ8年も続けている。
今日、ボランティアメンバー16人ほどの忘年会があった。
忘年会と言っても参加者は主婦たちなので、ランチ会の集まり。お酒もなし。
年代的にはだいたい30代?40代。まだ下に幼稚園児を抱えるママたちが半数以上。

同じ会のメンバーとはいえ、朝10分ほどの読み聞かせを、各自が担当の教室でやるだけなので、
じっくり話をしたことはなかった。

自己紹介で、夫との馴れ初めを言う、というのがあって、これが結構面白かった。
19歳のときに、キープしておいた彼とそのまま結婚したとか、
スキー場のゲレンデ効果でうっかり結婚してしまって今は後悔しているとか、
小学校5年の時から好きだったと言われて結婚したとか、バブルの頃飲み会で知り合ったとか、
友達の結婚式の2次会で知り合ったとか、バイト先で知り合ったとか。

もう10年、20年前の話を「えー、どうだったっけ?」と思いだしながら話していったのだけど、
今やすっかり落ち着いたママになっている人たちにも、
キラキラしていたときがあったのだなあ、と切なくなってしまった。

子どもたちは、こんなママのことを知らないんだろうな。
ママだって、キレイだね、好きだよ、と言われたこともあったとは、信じられないんだろうな。

ママだって、最初からおばさんだったわけじゃないんだよ。

不況と言われる昨今だけど、多くのママは専業主婦だ。
悶々としながら、子育てに奮闘している。
普段はのんびり主婦やってまーす、という顔をしていたって、
ちょっと話すとみんな、このまま年をとっていいのかな、なんとかしなければ、
と焦っているんだってことがわかる。

その辛さ、私にも覚えがあるから、やっぱり切ない。
保育園を増やせばいい、なんて簡単な問題ではない。
高額な保育料が支払えるだけの仕事が果たしてあるのか。子持ちの主婦に。

家事育児の負担はそのままで、プラス仕事の負担、ママが一人で全部背負わなければならない。
かつて、母に共働きの辛さを愚痴ったら、母はこう言ったものだ。
「今さら何言ってんの。共働きするってことは、女がマル損するってことに決まってるじゃない」
なんという達観。
30年前から働く母の状況はあまり変わっていない。

え? イクメン? どこの?だれの話?

「単身赴任の夫が、たまに帰ってきたら、私より、娘とばっかり話をしたいみたいで……」
というあるママさん。
彼女の胸のうちを、夫さん、考えたことはあるのかな。
家族のためにいつも元気で家事をして、笑顔で夫をたてて。
ありがとうなんて誰も言ってくれなくて。

ママってやっぱり悲しいなあ、、。

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