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いしぷろ日記

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息子の進路

昨夜、仕事仲間たちと飲みに出かけ、息子の進路が話題になりました。
我が息子は、早々に大学進学を放棄し、専門学校への入学が決まっています。
将来の夢は芸人。

この話をすると、先輩諸氏は、
「グローバルに活躍しようと思ったら、いまどきコメディアンでも大学や大学院を出ている」
「芸人でも高卒なんかで成功するわけない」
「学歴は関係ないと言われているが、実際に社会に出て働いていたら、上にいる人は一流大学卒の人しかいない」
「子どもの進路は親がある程度導いてやらなければ」
というようなことを言われました。
この歯に衣着せぬ言い方、腹立つより、むしろ気持ちよかったのですが、私はまったく同意できませんでした。

でも、私も数年前はそういうことを考えていたよなーと昔を思い出しました。
私は、嫌なことはすぐ忘れるたちなので、本当にきれいさっぱり忘れていたのですが、
息子が、高卒になる、ということを受け入れることができず、それなりに苦しんだこともあったのです。

小学校で荒れ、私立の中学を退学し、底辺校に近い公立高校に進学し、その後も
停学とかいろいろあり。
私立中学を退学した時点で、この子の人生は終わったな、とすごく落ち込んだものです。
面倒見のいい私立で勉強していれば、どこかしらの大学には入れただろうに、
卒業生のほとんどが就職するような高校に入ってしまったら、5分と机の前に座っていられない息子のことだから
自力で勉強して大学に進学することはあり得ないだろう、と。

でも、悩んでいた間、私は、同じように荒れた子を持ってそれを乗り越えたお母さんや、取材で出会っためっちゃワルから起業して生き生き働いている人、見た目怖そうだけど案外いいヤツな息子の友人たちなど、いろいろな人に出会って、自分がいかに狭い価値観にとらわれていたかに気づかされたのです。10代の荒れなんて大人が本気でおろおろするほどのものでもないし、高卒だから人生おしまいなんてこともない。高学歴の人が活躍している世界と全然違う土俵に行けば、いくらでも活躍するチャンスはあるのだと。

息子の人生は息子のもの。
親が信じて応援しなければだれがする!?という気持ちでいる。
自分だって、みんなと同じことをするのが嫌いだからフリーランスで生きているんだもの。
自分だって、周りが反対することばかりしてきたんだもの。

子どもは、自分の想像を超えた人生を歩んでくれたほうが、私は人生を2倍楽しめる。
本気でそう思っている。


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